50th堀井崇弘「授業選択について」

初めまして!東大少林寺拳法部50期の堀井崇弘と申します。今回は授業の選択方法についてみなさんに紹介していきます。

今、日本最難関といわれる東大入試を突破して、みなさんは喜びの絶頂にいるのではないかと思いますが、新しい大学生活に不安を覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そう、この大学には入学後も学生間で試験成績を競い合わせる「進学振り分け制度」なる進振りが存在するのです。この進振りとは試験の成績が良い人から順に進学したい学部を選択できる仕組みで、成績の良い人にはあらゆる進学先の可能性が広がる素晴らしい制度ですが、逆に成績が芳しくない人にとっては進学先が限定されてしまい、希望する学部に進学できずにそこまで行きたくない学部に進学するか、もう一度一年生、二年生をやり直すことになってしまう恐ろしい制度です。

また、大学ではどのように科目が分類されているのかを述べたいと思います。大きく分けて科目は(1)基礎科目、(2)総合科目、(3)主題歌目の3つに分類されます。以下では文系を対象として説明します。基礎科目はさらに必修科目、社会科学、人文科学、(方法基礎は文科Ⅲ類のみ)の3つ(4つ)に分類されます。必修科目とは既習外国語(多くは英語)、第二外国語、情報(一年夏学期のみ)、身体運動・健康科学実習(同じく一年夏学期のみ、要は体育) 、基礎演習(特定のテーマを調べてプレゼンテーションする)の5つに分類されます。東大は二学期制をとっており、夏学期とは一学期のことです。(2)総合科目とは文系のABC系列と理系のDEF 系列に分かれます。特にDEF系列には「~一般」という科目が存在しますが、これは文系の人でもわかるような授業になっていますが、名前・内容が全く違う科目でも「~一般」の授業は2つ以上とっても単位が加算されないという現象が生じるので注意が必要です。(3)主題科目とは教師が入れ替わるリレー式のテーマ講義、いわゆるゼミといわれる全学自由研究ゼミナール、体験を通じて学ぶ全学体験ゼミナールの3つに分類されます。

ではどうするか?ということですが、一度きりの大学生活を勉強一色に染めたくないけど、希望する学部には進学したい、という人が多いのではないかと思います。そのような方々に今回は一つの方法を提案します。それは授業をどう選択するかをよく考えておくということです。授業選択になじみのない方も多いと思いますが、大学ではある程度自分の好きな授業を取ることが可能です。ただし、文系は比較的好きな科目を選択できますが、理系は既に大学側がうけるべき授業の多くを決定してしまっているので実は授業の選択肢が少ないです。

さて、授業をどう取るかの方法を具体的に提案していきたいと思います。

まず、授業は18コマ前後にすることをお勧めします。大学入学当初はみな勉強に対するやる気に満ち溢れすぎて大量の授業を取ってしまいがちですが、ほとんどの学生はそのやる気が持たずに試験前までには失速して、大量の授業を取ってしまった自分を膨大な試験の前で呪うことになります。あまり負担のかからない主題科目が複数あるのであれば20コマくらいまでなら大丈夫かと思います。逆に17コマ以下だと進学先によっては1年に繰り越した授業を2年になって留年の可能性を気にしながら履修する羽目になりかねません。

次に、何限目に履修するかです。お勧めとしては1限目と5限目にできるだけ授業を入れないようにするのが良いと思います。時間が経つにつれて多くの学生が1限目の授業に来なくなります。夜更かし、バイト、サークルでの飲みなどで1限目に間に合うように起きようとはしなくなっていってしまう人が多いのです。5限目は単純にその日の4限までの授業で頭が疲れてしまい、上手く授業に集中できなくなってしまうことが多いからです。

3つ目に、バランスよく授業を取ることです。興味のあるものだけを取っていくと、取らなかったが進級や学部への進学に必要な授業をあとで何個も取る羽目になりかねません。具体的には社会科学や人文科学をしっかりと取る、総合科目をB系列ばかりでなくACや理系のDEF系列も取得することです。社会科学は特に必要な単位数がわりとあるのに取れる授業の数が意外に少ないため、後回しにすると痛い目にあいます。周囲に社学の単位不足で留年という人も実際にいます。夏学期には3つの授業を取ることをお勧めします。

具体的にどの授業の点数が取りやすいかなどは逆評定という授業についての情報が載っているものを購入して見ていただけたらと思いますが、個人的におすすめの授業は「~一般」、早川教官の法律1、小林教官の数学1などです。点数、単位稼ぎに有用です。社学、人文は不可になっても進振りの点数に組み込まれることはなく、また不可ではないものの点数が良くない場合は二年夏学期に同じ授業を取って点数を塗り替えるなどというテクニックが存在するので是非一年のうちに積極的に履修することをお勧めします。

 

50期 堀井崇弘

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