52期中沢 「進振りについて」

進振りこと進学振り分けは自分の学部学科が決まる大きな行事です。東京大学の大きな特徴といってもいいでしょう。2年生の夏から秋にかけて進学先が決まりますが、そのころ予想底点(学科に行くことができる点数のデッドライン)を見て同級生と大騒ぎをした記憶があります。

私自身の場合はもともと獣医になるために東京大学に入学したので、獣医学科に進みたいな、と1年のころから考えていました。そんな私でも駒場の授業を聞くうちに迷った学科はいくつかあります。教授の方々は自分の研究している分野がいかに面白いかを、それはそれは楽しそうに話すので単純な私は心が揺らいでしまったのです。そういう意味で駒場の授業は教授の方々にとっていい宣伝の機会なのでしょう。

新入生の皆さんの中には特にこの分野に進みたい、という思いがないまま入学した方も多いと思います。東京大学はそれが許される大学です。入学当初には思いもよらなかった進学先の同級生もいます。駒場の授業の中に必ず興味を持つ授業があると思うのでそれを踏まえて学科の選択を楽しむといいと思います。

ここまではきれいごとを書いてきましたが、問題はここからです。自分の進みたい学科が決まったとしても必ず行くことができるわけではありません。学科の希望人数が多い場合は1,2年の成績順に内定が出されるからです。高校時代に「東大に行けば選択肢は無数」と言われましたが、実際は自らの点数により選択肢の幅がどんどん狭まる場合もあることを知っておきましょう。

かくいう私も獣医学科には第一段階では行くことができず、第二段階でぎりぎり進学した身なのですが、1年生にはこのような苦労をしてもらいたくないものです。大学生活ではサークルや部活が楽しくなって勉強がないがしろになりがちですが、ちょっとは勉強したほうが将来の自分に感謝されると思います。

 

52期 中沢 真帆

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

*