引退が近づいてきていることについて

こんにちは、52期幹部の倉地です。

これを書いているのは3月の折り返し地点、まもなく4年生となります。幹部としてちょうど半分、後半戦の最大の目標である関東に向け、練習しています。
一息ついてこれまでを振り返ってみると、充実しすぎていてあっという間に感じます。しかし同時に、引退に大きく心が揺さぶられるのは、歩いてきた道がそうはいっても長かったからでしょう。せっかく「引退」について振り返る機会を与えられたので、この部での3年間、部員としてともに過ごしてきた日々を思い出したいと思います。

1年前、同じ題で「引退」について書かれた先輩は、その8月に引退されました。そのちょうど続きにあたりますが、僕はその最後の大会で組んでいただき、優勝させてもらえました。特に思い出深い先輩です。
こうした思い出を、面倒を見ていただき、ともに過ごした先輩方ひとりひとりについて抱くことになりました。先輩が引退され、いなくなったことは、そうした先輩の存在の大きさを改めて思い出させるものでした。

後輩気分だった僕も、次第次第に先輩になっていきます。
僕は先輩と同じ役職、団体演武責任者を引き継ぎました。ふとすると、目の前には先輩の影がチラつきます。自分がしてもらったことを、後輩に体験させられているだろうか、自分は「先輩」になれているだろうか。指導や運営をしながら、自問する日々です。
つぎに迎えるのは、自身の引退です。いざ目の前にすると、とても重く感じます。この重さは、これまでこの部で経験させてもらえたことの、密度の濃さの裏返しなのだと、幹部になったいま思い知っています。

引退どころか入部もまだ考え中の皆さんにとっては、やや大仰な文でしょう。
しかしこの部の3年間で、それほどに濃い関わりと、思い出が得られるのだ、ということはお伝えしたいと思います。先輩、あるいは自分の引退を通じてそれを噛みしめられることを、僕はとても幸せなことだと感じています。
そして最後にもうひとつ、これらの宝はすべて、引退したあとも残るものです。先輩には未だに飲みに誘っていただいています。僕自身引退しても、後輩に対してそうありたいと思っています。そして何より大事な、ともにこの道を歩んできた同期とも、進む道こそ違えどいつまでも、同期のまま居続けられると思います。

僕にとっての最後の春、これから大学生活を始めるみなさんとともに練習できれば、嬉しい限りです。

52期 倉地 宏明

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