部員の声「3年を経て」

新入生の皆さん、初めまして。

突然ですが、隣の芝生は青い、という諺がありますね。何をするにも自由な大学生活、自分の意思次第で選択肢はいくらでも広がります。一方で、「ああ、あっちの生活の方が良かったな」と思うこともあるかもしれません。そうならないためには、最初の決断を慎重に下すことが大切です。だからまずは色々な部活・サークル等を回ってみてください。(もちろん我が部も!)ただし、そのマインドに陥ったときの対処法も考えておくべきでしょう。思うにそれは「自分の芝生をより青くする」ために、折れそうな自分と向きあうことです。

3年を経て振り返ると、僕の芝生も随分と姿を変えてきました。1年当時はか細いながら、新しいことへの挑戦意欲から来るフレッシュな青さもありました。上級生からの指導や、同期との触れ合いを通じて、栄養を得た芝はどんどん成長します。しかし思うように結果が出ず、苦しむ期間が続いた時は、少しずつ枯れ草のような色も混じり始めました。

2年生になって数か月、これではまずいと感じ、少し部活に取り組む姿勢が変わりました。すると徐々に元気のなかった芝も色を取り戻し始めます。ある大きな大会では上級生と組ませてもらい、追いつくために必死になりました。それでも上手くいかず、自分に自信が持てなくなり、再び芝生の色は褪せていきます。

3年生になり、そろそろ幹部を引き継ぐという頃、後輩を教えたりペアを組んだりする機会が増えました。自分の指導で後輩が上達してくれることが嬉しい。その反面、上手く引っ張ってやれなければ不甲斐なく、また自分の成績にも悩み、運営で同期とぶつかれば怒りすら覚える。そうして芝生は青くなったり茶色くなったりしながら、今に至ります。

4年を迎えるいま、僕の芝生はかつてないほど青々としています。何度も成長と退色を繰り返しては来ましたが、もう僕の居場所はこの部活以外に考えられません。そう思えるまで自分と向き合ったし、そうする価値と魅力がこの部にはありました。

人と比べるのは簡単ですが、大事なのは自分の気持ちをいかに充実させるかです。嫌なことがあっても、めげずに栄養をあげ続ければ、いつか隣の庭など目に入らないほど立派な芝生が育ちます。

新入生の皆さん。ぜひ少林寺拳法部に足を運んでみてください。皆さんの芝生がぐんぐん伸びていくような、愛情と刺激にあふれた日々を用意して待っています。

53期 正村武蔵

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