部員の声「今年度パンフレットのこだわりポイント」(56期 今村知美)


新入生の皆さんはじめまして。部員の声を書かなくていけなくなったものの、あまり良いことが書けそうにないので、新入生の皆さんを後押しするような魅力的な文章は他の部員に任せて、私にしか書けないことを書いていこうと思います。





このページを見てくれているみなさんは多少ともうちの部に興味を持ってくれている方々だと思うので、おそらくもらってくれているのではじゃないかと思うのですが、今年度の新歓パンフレットは私が作りました。その中でこだわったポイントや伝えたかったことを少しだけここで述べたいと思います。本当はこう言った文章は蛇足でしかなくて、作品外で語るのは格好悪いとも思うのですが、まだまだ拙い私の技術では伝えきれなかったこともあるのでご容赦ください。





まず、全体のテーマとして『真剣さが伝わる』ものを作ろうと思いました。私の思ううちの部の魅力の一つが、一人一人が真剣に考えながら部活をやっている、というところです。よくある新歓では、その団体の“キラキラ感”をアピールするというものがありますが、私は少林寺拳法部のセールスポイントはそこではないと考えています。そこで、例年「海!キラキラ!青春!!」みたいなテイストの写真が使われていた目次のページには全日本学生大会での合掌礼の写真を使いました。少林寺拳法の演武はお互いに合掌礼をして始まり、合掌礼をして終わります。大会規定では、この間が1分半から2分と定められています。大会期間の約4ヶ月間が集約された1分半、このときを照準に練習してきたという緊張感、演武中はお互いのことしか目に入らないというほどの集中力、この一回の演武で評価が下されることへの恐怖と期待、などのたくさんの想いがこの瞬間には現れると考えています。そうした部員たちの真剣さを感じていただけたら嬉しいです。ちなみにこのページは自分でもなかなかお気に入りです。





また、なるべく多くの写真を使いたいとも考えていました。監督の考えもあって、うちの部では大会やイベントごとにたくさんの写真を撮っていました。前述したようにみんな真剣に取り組んでいるので、特に大会中の写真には良いものが多く、それを活用できていないのはもったいないという想いが前からありました。そのせいでページが全体的に騒がしくなってしまったことは大きな反省点ですが、表紙だけは良い感じになったと思います。例年は一枚の写真(それもだいたい演武中)を大きく載せていましたが、良い写真がいっぱいあって私には一枚を選びきれなかったので、バランスを調整しながら気に入った写真はなるべくたくさん使うようにしました。また、運用法の写真も載せたことも見てもらいたいポイントです。





もう一つ、部員自身の声をより多く掲載しました。サークル・部活選びをする中で、所属している人というのは大きなファクターであると思います。そのために作ったのが「部員の声」「ガールズトーク・ボーイズトーク」のコーナーです。これは今回初の試みだったのでまだまだ改良点はありますし、指示出しがうまくいかずに少々意図していたものとずれてしまったところもあり、個人としても反省することも多いです。また、「ガールズトーク」だけじゃなくて「ボーイズトーク」も作ったのは、例年「女子部員紹介」というページだけがあるのが何となく気持ち悪いと感じていたからです。東大は女子比率が2割未満という状況もありますし、意図するところは理解できるのですが、東大女子として(?)思うところがあったのでこのような形式にさせてもらいました。(結局三つ折りビラには女子向けページ作ったんですけどね。それでも消極的な文章だけじゃなくて積極的なメッセージも盛り込んだつもりです。)そもそも少林寺拳法には男女で組む部門があり、筋力や体力の面で対等とはいかなくても共に戦えるところも魅力の一つであると感じるので、そういうところもアピールしたかったのです。





何だか長くなってきてしまったのでこのあたりで筆を置きたいと思います。出来上がったパンフレットを見て、感慨深い反面、色々と失敗にも気づきました。ずっとパソコンの画面で作っていたためにページはじまで情報が詰まりすぎてしまっていたり、画面上で見て想定していたよりも文字が大きかったりと、失敗ポイントは枚挙にいとまがありません。今回のパンフレットは結構私のやりたいように色々変えさせてもらったので、これが良いのか悪いのか自分には判断がつきません。新入生のみなさんにとって、少しでも東大少林寺拳法部の魅力が感じられるきっかけになれていたら幸いです。





56期 今村知美


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