部員の声「鏡の国の少林寺拳法部…?」 (55期 岡本拓真)


少林寺拳法の練習に鏡は欠かせません。演武をする時も、乱捕りをする時も、鏡やビデオで自分の動きに向き合い、そして自分自身の実力に向き合います。時には壁にぶつかったり、先輩・同期・先生など様々な人たちからアドバイスをもらったりしながら、一歩ずつより良い動きを作り上げて行くことこそが、この部活での修練の本質と言えるかもしれません。





しかし僕にとっては、少林寺拳法部そのものが「鏡」であったように思います。少林寺拳法のことなど何も知らずに入部しましたが、そのような中でも、練習を運営する最高学年の先輩方、苦楽を分かち合い励まし合いながら努力し続けた同期たち、貪欲に取り組みメキメキと成長する後輩たちを見て、日々何かを感じ取ってきました。その中で、自分や他の部員の長所、果たせる役割、考え方、価値観などの違いなどを様々な場面で考える機会も多くありました。少林寺拳法部での活動が「鏡」となり、この部での取り組みや日々の関わりを通じて、自分はどういう人間で、他の部員はどういう人間なのかを想像以上に明確に映し出していたように思われます。入部して3年を迎えますが、そうした点で学ぶものはとても多かったです。





ところで、鏡の反射率は90パーセントほど、残りの10パーセントは材質に吸収されてしまうそうです。少林寺拳法部というわずか1つの「鏡」を通じて映し出されていた像も、決して自他の全てを表しているわけではないでしょう。仕事をはじめとした、人生の中で待ち受けるいくつもの「鏡」を通じてこれからも本当の自分と向き合っていきたい、そして先輩・同期・後輩たちとは、引退してからも生涯に渡り仲良くしていただいて、3年半では見つけきることのできなかった彼らの魅力を、今後の人生においてもっともっと知り続けていきたいと願っています。





長文駄文失礼しました。タイトルにつられてコミカルな文章を期待したそこの貴方、ごめんなさい!!





55期 岡本拓真 










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