部員の声「型に留まらない演武の魅力」(56期 髙橋孝太朗)


演武の説明をすると、よく型のことかと言われることが多いのですが、おそらく型という言葉にあるニュアンスでは、少林寺拳法の演武を表現しきれているとは思いません。

確かに二人一組で決められた攻防を表現するという点で、型の一種であると言えるでしょう。しかし、少林寺拳法の演武には決められた動きをただなぞっているとは思えないほどの、迫力やスピード、キレがあります。演武は、その2分間のために3か月もの期間を練習に費やします。同じ構成を3か月の間、何十回、何百回、何千回とひたすら数を掛けるのです。気が遠くなるほどに練習を重ねることで、同じ動きもどんどん洗練されていき、見ている人を感動させるほどの完成度に到達するのです。

演武は「武」を「演」ずると書き、「演舞」ではありません。武という戦いを表現する演武には、単なる型に留まらない迫力満点の魅力があります。

 56期 髙橋孝太朗