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部員の声「手を抜くとは何か」(58期 伊藤直毅)

部員の声

2020年春、コロナ禍により活動が制限され、オンラインでの部活動が増える。当然やる気は出ない。練習の手を抜きに抜きまくった。頑張っている素振りだけ見せることにした。ひとまずの緊急事態宣言があけ、練習が再開する。久しぶりに部活動を真面目にやってみる。なぜか見違えるほど上達していた。理解不能である。
 2020年夏、医学部医学科に進学、膨大な学習量に圧倒され、部活動へのコミットが減る。また手抜きを始める。全日本学生大会期間にだ。結果どうなる? なぜか昨年度くそまじめにやっていた時期より明らかに上達が早い。理解不能である。
 少林寺拳法に限らず、武術、またはスポーツ全体を通して脱力の重要性が説かれている。逆説的だが、筋力などに頼らず大きな力を発揮するためには全身を脱力したほうがいいのである。今述べている脱力は肉体的なものであるが、精神的な脱力も同様に重要だと昨年気づいた。1年生のころはとりあえず頑張ってみた。それも悪くないだろう。だが、安っぽい言い方をすれば無理は禁物とでもいうのだろうか、少し違う気もするが、ゆとりある心、ゆとりある視野が成長には不可欠なようだ。
 入学当初、私は自分がいわゆる難関を乗り越えて自分は頑張れる奴だ、たゆまぬ努力ができるやつだと思い込んでいたが、頑張るってそもそもなんだ? さぼっちゃいけないのか? 考え直したい。

58期 伊藤直毅

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