少林寺拳法とは

剛法

剛法とは突き・蹴りなど打撃系の体系の総称です。
打撃技といっても、ただ力任せに攻撃を加えるのではなく、相手の攻撃を完全な防御によっていなした後、経脉秘孔(人間の体の急所)を狙い、外傷を与えずに確実に相手を倒すことに主眼が置かれています。

柔法

柔法とは抜き技・投げ技・関節技などの体系の総称です。
人間の体の仕組みを合理的に理解することで相手の力を殺し、自らの力を100%利用して相手を倒すことに特徴があります。
従って力のない女性・子供・老人でも、大男を倒したり投げたりすることが出来ます。

少林寺拳法

少林寺拳法は、開祖・宗 道臣(そう どうしん)が、崇山少林寺を始め中国各地で学んだ拳技を整理再編し、それに創意工夫を加えて新たに編み出した独自の拳法であり、剛と柔が一体となった理想的な護身術です。
現在、父・宗 道臣の後を継いだ宗 由貴(そう ゆうき)総裁の下で、世界29ヶ国に普及して150万を優に超える人々が修行に励んでいます。

わが東大少林寺拳法部でも、80人近くの拳士たちが、藤森先生の下で練習に励んでいます。

演武

演武とは上で述べた柔法・剛法の2体系を取り入れ、決められた時間内に技の応酬を繰り返し、攻守の正確度・速さ・強さ・美しさを表現するものです。
緊張感・スピード感・数々の技の圧倒的迫力感が演武の最大の特徴です。
守主攻従・後手必勝の精神に従い、いかに実戦に近づけられるか、その極致を我が部は目指しています。

空乱

空乱とはスパーリングの1種で、グローブ・ヘッドキャップ・マウスピース・サポーターを着用し、上段・中段・下段への蹴りと上段・中段への突きを認めています。数々の多彩な技が繰り出される攻防は迫力満点です。
なお練習においては安全性が最優先されています。
スパーリング時にはヘッドキャップ・マウスピース・サポーター等を着用した上で練習しており、青木先生による定期的なメディカルチェックをその一環として行っています。

運用法

運用法運用法とはスパーリングの1種で、胴・グローブ・フェイスガードを着用し、中段への蹴りと上段・中段への突きを認めています。運用法における東大の強さには定評があり、東京六大学戦をはじめ、多くの大会で実力を示してきました。

整法

整法東洋医学では、人間の体に経脉秘孔という急所があり、これを攻撃の際に有効に用いるだけでなく、治療のためにも用いているのです。我が部では東洋医学顧問の阿部先生、医学博士である武藤部長による定期的な講習会が開かれ、整法への理解を深めています。